夜は短し歩けよ乙女

一緒に京都観光に行った友人に勧められた一冊。京都を舞台に学生達の不思議なやり取りが繰り広げられる小説です。

登場人物は黒髪の女子学生と、その子に恋いこがれる男子学生の2人。

京都(特に東側)になじみのある人ならば、第一章の木屋町〜先斗町でのやり取りは、その道の木陰や路上ライブの曲名まで思い出されるかも知れません。

第一章が四条河原町、第二章は出町柳の下鴨神社、第三章は京都大学の学園祭と、まさしく京都大学や同志社大学の学生の「庭」で、ストーリーは展開されていきます。

そこで営まれている日常は、実際の京都をかなり精密に描写しているのですが、なぜか小説自体のストーリーは、ありえない程ハチャメチャです(笑

一昔前に京都で学生生活を送っていた皆さんにとっては、京都を懐かしむ人にはおすすめの一冊ではないでしょうか?

photo
夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦
角川書店 2006-11-29
売り上げランキング : 3957
おすすめ平均 star
star命短し、恋せよ乙女。
star不思議で楽しい世界観
star表紙絵とタイトル(字体も含め)からして「乙女」してる〜!
starきゅんきゅん来ましたっ。
starすすめられて

太陽の塔 (新潮文庫) 有頂天家族 新釈 走れメロス 他四篇 きつねのはなし 四畳半神話大系

by G-Tools , 2008/09/10

ps.
読み終えてから、この意味不明さは一種の「ファンタジー」なのだと悟った。
京都の街を忠実に表現し、その街中で繰り広げられるファンタジー物語。