学部卒と院卒の差は、文章力に現れる!?

文章を直す仕事」をしてて思うのは、「この仕事を営業ができれば楽なのになぁ〜」ということ。

ちょっと前までは、文章を書くのが得意な営業(というか企画)の人がいました。

ですが、その人がいなくなって、新卒営業の子達がその仕事担当するようになった途端、文章のレベルがガクンと落ちた...

「新卒君達はまだIT業界とかWeb業界のことをあまり知らないので、そういう業界の文章を書くのは難しいんだろうな。」最初は、そう思ってました。業界の知識を詰め込んでいくしかないんだと。

でも最近では、そもそも問題はそこじゃ無いのだと思い始めています。

・「書く前に要点をまとめる」とか
・「読み手のバックグラウンドを想像する」とか
・「書いた人に訂正箇所が分かるように文章を訂正する」とか

そういった意識がまだ無いようです。もしくは薄い。

確かに良く考えたら、去年まで学部4回生だった子達。研究らしい研究をして、レポートらしいレポート書いた経験のある4回生は、僕の知る限り一人しかいない。

ブロガーだった経験も無い。

文章を書く経験が圧倒的に足りていないのです。

まして人の文章を直すなんて、一度もしたこと無いかもしれない。


「僕の文章の、どこがいけないんですか?」と聞かれて、その時はマジで絶望したけれど、それは学部卒と院卒の差なんだと思ったら納得できた。(※1)

M2の時に、同じようなこと4回生に言われたしwww


とりあえず彼には「ブログを書け」と言っておきました。(※2)

ちょっと凹んでたけど...

ちゃんと1年くらい毎日ブログ書いてたら絶対文章力上がるから、ガンバって書き続けてね。ただしmixi以外で。

あと、先週はキツく言ってごめんね。ヾ(_ _。)ハンセイ...

以下、補足。

※1)
要するに、経験の差です。中卒だろうが高卒だろうが学部卒だろうが、同い年の段階では院卒より文章力が勝っている可能性は十二分にあります。ただ、社会人1年目で、特別なトレーニングや経験を経てない場合、院卒と学部卒の差は結構大きいように感じます。
※2)
これについては「彼の努力+まわりの協力」が重要で、僕の研究室もドリコムも、ブログを使ってみんなが協力する環境があるのです。たぶん、誰にでも通用する方法では無いです。あと、彼から動くってのが大事。それなしに手は差し伸べません、少なくとも僕は。

最後に、この記事は「彼」に向けたメッセージなので、変なコンプレックス感じたりせずに、ご自分に都合の悪い場合は十二分にスルー力(もう古い?)を発揮なさってください。

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2007年12月18日 K さん

ソフトウェア製品(1本数十万円のソフトウェア)を開発して、Web だけでそれを販売する会社を経営しています。

営業はひとりもいません。

営業活動といえば、Webで情報発信しているだけです。

製品が売れなければ、それは倒産を意味します。

自分の場合、そういった背水の陣に追い込むことによって文章力やらデザイン力を鍛えたことになるのかな。

結果的に。

製品が売れないと、
路頭に迷うというかホームレスかもしれませんからね。

でも、頭下げる営業とかも僕の性には合わないので。。。

だから製品が自動的に売れるようなページを創ろうと
必死にやってましたよ。

音楽は聴かれますか?

曲を聴いていて「なんとなくいい!」という瞬間、ありません?

究極のところ、読者側にそんな瞬間を創れるかどうか。

無我夢中になってやっていて、そう思いました。

最初は文章の美しさなんてどうでもいいかな・・・。

先ずは読者と共感できる接点を持てる文章であるかどうかが第一で、洗練された文章っていうのはその次と思いました。

文章を洗練させるには、
そういった文章を日ごろから意識的に読めばなんとかなりますよ。

カッコいい文章を書けるようになりたいなと思いながら読むと。

きっとうまくなる。

僕の場合、読者の心とネットで繋がっているような感覚の文章に表現できた瞬間、初めて読者もお金を払ってくれたように覚えています。

いい文章が書けたな、嬉しいと感じる瞬間ですネ。

コレが簡単そうで意外と難しいですよね。

2007年12月19日 NOV さん

なるほど〜。勉強になります。
ぜひ一度Kさんの作られたサイトを拝見したいです。

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2007年12月04日 文章力もとい、○○力を上げるということ。 - 京の路

先日の「学部卒と院卒の差は、文章力に現れる!?」っていうエントリーが、(タイトル的に?)はてブユーザの方々に刺さったらしく、いろいろコメントも多く頂いてま...